おさかなだいすきクラブ

さいきん肉も好きだ。牛カツの良さは結局わからなかったけれど、赤身肉とかハンバーグとかはおいしいと思う。そして何より肉はたいしてダメージがない。人間の身体に対するダメージのことだ。

むかしとり刺しを食べて胃腸炎になった。そこから迷走神経反射のコンボで空港に行く途中で倒れるという災厄も経験した。何が言いたいかと言えば、ものすごく当たり前のことだが生のものには危険があるということである。おさかなだいすきクラブの面々はこのことを忘れがちだ。冷静に思い返してみると、生魚を食べるとけっこうな確率でおなかが痛くなってきた気がする。

もちろん焼き魚もおいしい。練り物もおいしい。しかし虎穴に入らずんば虎子を得ずということわざがあるように、危険を冒してでも生魚を食べたい。胃腸炎は嫌だけど。

おなかにいい生魚が出てきたとしよう。きっとノルウェーとかが開発する、乳酸菌で培養された魚類のようなもの。もう野生のサカナなんて食べられない、そんなウオトピアがやってくる。もっと言うと、「おなかがいたい」という感覚が忘れ去られ、腹痛がいにしえの病として記録されている可能性すらある。そういう意味ではおなかが痛くなるリスクを負ってまでおいしいおさかなを食べる経験は、消え去りつつある貴重なものなのかもしれない。やっぱり胃腸炎は嫌ですけど。

ところで、きっと生魚でなんのダメージも負わない人も存在しますね。腸にナノマシンでも入ってんのかっていうくらいの。まあきっと入ってるし、ほとんど神話的な存在であるわけだけど、けっこうな数いる気がする。そういう人がフグにチャレンジしたりしたのかな。話が明後日の方向にずれてきたけど、なんていうか、あなたの腸に合ったおさかな診断とかやってみたい。パーソナルカラーならぬ、パーソナルウオ。そういえば何年かぶりに魚の目ができそう。